つわものツアー企画

過去三度、知人友人数人と高山観光して来ましたが今回一人で高山の町中に残る江戸時代以来の城下町・庄家町の姿を保存する高山の重要伝統的建造物群保存地区にある「吉島家住宅」をターゲットにじっくり見学してきました。川の畔にある市営の駐車場（昔は吉島家所有の地所で今は市の所有になっているとの事です）。天明８年（1788）初代重兵衛が荒城郷より高山に出てきた時より吉島家は始まる。代々酒造を家業とし、ために酒神を祭る杉玉を軒先に下げている。幕府にも多額運用金を献じ身元よろしき豪商のお墨付きを頂いたそうです。現在国の重要文化財として指定されている住宅は明治３８年の火災後に再建されたもので、その棟梁は名工をうたわれた西田伊三郎である。飛騨の匠以来つちかわれてきた優れた技がここに凝縮され光を放っている。この民家の最大の見どころは何といっても土間の吹き抜け部分、大黒柱を中心として梁と束によって構成された立体格子が高窓から投げかかる光の移り変わりとともにその陰影と色合いの演出は見事というほかありません。（入り口で頂いたパンフレント抜粋）より。奥の金庫扉や二階の段差違いの畳部屋など今まで見たことの無い構造建築、これぞ匠の技感動そのもの。これぞ一人旅で心ゆくまで見学最高です。